【完】家出少女と、**王子。





「おはよー……」


ため息混じりに教室のドアを開けると、桃華が物凄い勢いで突進して来た。



「ちょちょちょちょっと、美咲っ!!王子と付き合ってるって本当!!?」




想像、してはいたけど……流石湖城。

噂のまわりがお速いことで。



「まぁ…。」

「まぁって何!!美咲王子のこと嫌いって言ってたじゃん〜〜!!」



地団駄を踏みながら、桃華は私の周りを暴れまわる。



美少女のこんな姿、滅多に見られないから、写真……いや、ビデオを撮りたいかな。






とりあえず、あはは…と苦笑いをして、席に着く。




「美咲…」

「うん?何、桃華??」


「今日は一緒に帰れるよね?聞きたいこと、沢山あるんだから!」






ギックーーー!!!!!