【完】家出少女と、**王子。






「王子〜〜!!!おはようございますっ!登校ご一緒してもいいですか!?」

「キャー!!王子がコッチ向いてくれたぁ〜〜!!!!」




………そうだった…。


湖城って、顔だけはいいから(そんなことありません)王子扱いされてたんだった…。





そんなみんなの王子様の隣を歩く私は、必然的に注目されるわけで。



『あんた誰ッ!!?』


一斉にギロリと睨まれ、これは流石の私でもタジタジ。




「いや、その、えっと〜…」


すると、湖城の取り巻きのうちの一人が、私を指差す。




「この人、もしかして、王子に告白されたってコじゃない!?」




それを聞いた瞬間、女の子達は目の色を変えた。