年下君主




デート場所は、柚子ちゃんの提案で駅ビルのウィンドウショッピング。


柚子ちゃんの好み分かる気がする。


「こうゆうワンピース可愛いよね〜」

「えぇ〜…。柚子ちゃんのイメージとちげー」

「そこは、お世辞でも可愛いって言うとこでしょ‼︎」

「だって、こっちのワンピースの方が似合うと思う。ほら」

「ほんとだ…。こっちの方が良いかも‼︎」


鏡の中を覗き、俺にとびきりの笑顔を見せてくれる。


ワンピースでも、なんでも買ってやりたくなるじゃん‼︎


「このサンダルも可愛いなっ」

「欲しいなら俺がプレゼントしてやるよ」

「ううん‼︎いいの。だって、もう夏も終わっちゃうでしょ?」


別に遠慮しなくて良いのに……。


それから、色んなアクセサリーとかを見て目を輝かせる柚子ちゃん。


やっぱ女の子だよな〜。



「大和。なんか付き合わせてごめん‼︎」

「別にー。あと、他になんかある?」

「うーん…。ちょっと、お腹空いちゃったかも……」

「了解。俺、良い場所知ってる‼︎」

「ほんと⁉︎楽しみー‼︎」


メシ食えるし2人になれるし、一石二鳥ってやつ。