年下君主




眩しいほど晴れた猛暑日。


普段はしないお団子ヘアに、ワンピースの下に水着を常備。


今日、これから大和のお家のプールに奈々花と行きます‼︎



「おはよ〜‼︎柚子」

「おはよう‼︎奈々花‼︎」

「呼んでくれてありがとね‼︎暑いから、プール行きたかったんだよね〜」

「それが、自宅のプールってすごいよね‼︎」

「ほんと‼︎大和君、絶対に坊ちゃん‼︎」


奈々花の想像通り、坊ちゃんなんですよ。


瀧原家に到着すると、案の定奈々花はびっくりで……。


「デカ‼︎早くお邪魔しちゃおうよー‼︎」

「奈々花‼︎待ってって‼︎」



広く開けたお庭にある水色に輝くプール‼︎


そして、そのプールを取り囲むサングラス&海パンのチャラい集団。


絶対、大和と翔太郎君の取り巻きじゃん⁉︎


「柚子ちゃん‼︎久しぶり〜」

「大和‼︎離してー‼︎」

「ヤダ‼︎離したくねぇ‼︎」


奈々花も笑ってないで助けて…‼︎


結局、大和に抱きつかれたまま………。


「俺の女。お前ら手ぇ出すなよ」


友達の前で、俺の女発言。


ちょっとドキッとしたのは秘密。