年下君主




【大和side】



期末テスト明け、テスト結果の通知表が渡された。


現代文や古文の国語系以外は、クラストップ。


合計点は翔太郎に負けたけど……。


正直、コイツもっとバカだと思ってたし……。


「学年1位〜。つーことで、今度昼メシ奢れよっ‼︎」

「最悪‼︎お前には、絶対勝てると思った‼︎」

「大和。今なかなか失礼なこと言ってんぞ。負けを認めろ〜」

「知らねぇ‼︎次のテスト覚えてろ‼︎」

「出来るもんなら抜いてみろ‼︎」


俺は、学年5位。


現代文と古文が、かなり足引っ張ってんな……。


次は、柚子ちゃんに勉強教えてもらいてぇな。



だけど、わりと頭の良い俺は更に女の子達からモテちった。


教室でも廊下でも囲まれんの。


「大和君‼︎みんなで、放課後どっか行こうよ‼︎」

「ねぇ、良いでしょー?」

「無理。他の女の子と遊んだら、彼女傷付けるから」



どんなにモテても、柚子ちゃんが1番好き。


心変わりなんかしねーよ。