年下君主




それから1週間が経ち、佑馬も大和君も停学が解けた。


大和君は昼休みに必ず教室来るけどね……。


周りの女子の皆さんの視線が痛いわ‼︎


「柚子ちゃん。これ食いたい」

「普通の卵焼きだよ?」

「ん。あーん」

「…はいはい」


食べさせれば、可愛い笑顔。


こっちが照れる〜‼︎


「柚子と大和君ラブラブなんだね〜。大和君、柚子のこと好き?」

「当たり前。奈々花ちゃんに嫉妬するぐらい好きだね」

「あははっ‼︎愛されてるねぇ〜」


すっかり、奈々花と大和君が意気投合。


2人で照れるあたしを見て遊んでる‼︎



「おい。お前さ、柚子に近付くなって言っただろ…」


低い声で現れたのは、超眉間にシワ寄ってる佑馬……。


大和君は立ち上がり、佑馬を見下してケンカモード…。


「それ、俺のセリフ。柚子ちゃんは、俺のなんで」

「はぁ⁉︎柚子‼︎コイツ、嘘だよな⁉︎」

「ごめん、佑馬…。ホント…」

「そうかよ……」


罰が悪そうな顔した佑馬は、教室から出て行った。


なんか、ごめんね…。