年下君主




結果、下駄箱で暴れた俺らへの制裁は、1週間の停学処分と反省文。


佑馬とか言うヤツとも口聞かないで、1人で下駄箱まで行った。



「大和君‼︎」

「はっ?柚子ちゃん…」


不安気な面持ちで俺を見上げる。


待っててくれたの?


「ケガ…大丈夫?」

「ん。こんなのケガの内に入んないし」

「十分ケガだよ…。あっ‼︎先生になんて言われた⁉︎」

「停学だって。1週間だけどな」

「…ごめん。ほんとに、ごめん…」


なんで謝ってるのか分かんない。


しかも、泣きそうな顔してる…。


思わず、頬を撫でた。


「これ…さっき預かってたアクセサリー。返すね…」

「あぁ…。ありがと」

「ううん。じゃあ、あたしはこれで…」

「待って‼︎一緒に帰る」

「まだ学校でやる事あるから…。本当にごめんね」


しばらく学校来れないから、悲しい顔見たくなかった。


笑顔を見たかった。



今更、女の子の前で殴り合いした事後悔…。