「え〜、遠慮しなくて良いんだよ。ほら!
これは全然普通のやつだから!」

『いや、本当に遠慮なんてしてな…』


危険な気しかしなくて一歩後ずさった時、後ろから

「こらっ!」

っと声がして


「愛莉さんが困ってるでしょ、メグ。」


「む〜。いっちゃん邪魔しないでよ。」


伊月くんがその子からフラスコを取り上げた。

助かった…

メグという名前らしいその子はほっぺを膨らませ伊月くんを睨みつけるけどその姿は怖いというより可愛い



「で、これは何の薬なの?」


「えっと僕の虜になる薬♪」


聞き間違いだと思いたい