「じゃ〜、咲希ちゃんには〜部屋に行ってもらっとこうかな〜、ほら〜、荷物の整理もあるし〜?咲希ちゃんの部屋は階段登ってすぐ右に曲がったところの1番奥だからね〜。」
あっくんが、ひらめいたように言った。
まぁ、今日中に整理したかったし
あっくんにしてはグッジョブ!
「じゃ、お言葉に甘えて。そうさせてもらうね!」
私は、玄関に置いてあったカバンをすべて持って階段をのぼりあっくんが言ってくれた部屋にむかった。
ガチャ
「うわぁ、凄い!ベッドが置いてある!勉強机も!うわぁ、可愛い!仁奈さんセンスいいなぁ」
私の部屋は自分の家の部屋よりも広くて、薄ピンクと白を基準にした、いかにも女の子の部屋だった。
「よし!さっさと片付けちゃお!」