心に咲く星~涙の証を~


「もう行こ」


一人の先輩の一言で


どこかへと歩いていった。


「なんでここにいるの?」


「この前言ったろ?


屋上によく来るって」


「あ…」


そういえばそんなこと言ってた気がする。


「怖かったか?」


大高慎翔は、私の顔をのぞき込む。


「…べつに。


あんなの慣れてる」


あぁいうふうな言いがかりを


つけられることだって、よくあること。


「うそつくなよ。


殴られる寸前のとき震えてたくせに」


「っ…」