「それだけですか?」 「はぁ?」 「だから、言いたいことは それだけですか?」 「てめー、舐めた口聞いてんじゃねーぞ!」 手をグーにした手が ふりかかってくる。 私は、思わず頭を抱え目をつぶった。 あれ…?何秒経っても、痛みはこない。 私は、ゆっくりと目を開ける。 「3対1ってどー考えもおかしくないですか?」 振りかざす先輩の腕を掴んだ 大高慎翔が立っていた。 「っ…てめーに関係ねーだろ!」 先輩は、掴まれていた腕を 思いっきり振り払う。