***
「出向ですか?」
生産技術課の磯山課長が、ごくごく軽い感じで頷いた。
「そ。株式会社デザインタフね。来月一日から」
「なんで?!」
驚きのあまり私は、普段会社ではひたすら押し殺している『素の自分』を出してしまいそうになり、思わず手で口を覆った。
「だって園田さん、元々は設計希望でしょ?」
……それは……そうなんだけど。
「なんでも、デザインタフはうちの契約会社だからさ、設計士としてあちらさんの仕事を頑張ってほしいんだと。あ、三課の事務仕事の事なら心配しなくていいよ。もう派遣から人材確保済みだから。明日、三人来るから簡単に引き継ぎしといてね。来月まであと十日弱あるから大丈夫でしょ?」
「はい……」
デザインタフ……。
どっかで聞いたなー……。
「出向ですか?」
生産技術課の磯山課長が、ごくごく軽い感じで頷いた。
「そ。株式会社デザインタフね。来月一日から」
「なんで?!」
驚きのあまり私は、普段会社ではひたすら押し殺している『素の自分』を出してしまいそうになり、思わず手で口を覆った。
「だって園田さん、元々は設計希望でしょ?」
……それは……そうなんだけど。
「なんでも、デザインタフはうちの契約会社だからさ、設計士としてあちらさんの仕事を頑張ってほしいんだと。あ、三課の事務仕事の事なら心配しなくていいよ。もう派遣から人材確保済みだから。明日、三人来るから簡単に引き継ぎしといてね。来月まであと十日弱あるから大丈夫でしょ?」
「はい……」
デザインタフ……。
どっかで聞いたなー……。


