「すみません。
誰がだらしないんですか……。
っていうか、だらしないんでしょ? その私。
貴方以外、誰も可愛いなんて思わないですよっ」
はれて、寝ぼけたような顔を、付き合い始めの彼氏以外、誰が可愛いと思ってくれると言うんだ、と思った。
「まあな。
お前のみっともない姿を見て、可愛いと思うのは俺だけかもしれないな。
他の奴なら、100年の恋も冷めるに違いない」
「……渚さん、親しき仲にも礼儀ありって言葉を知っていますか?」
部屋のドアを開けるときに落ちかけた蓮の身体を抱えなおしながら、渚は言う。
「だが、俺のことも褒めちぎってくれるのは、お前だけだ」
「そ、そんなことないですっ。
渚さんは、誰か見ても格好いいですっ」
誰かが盗聴でもしていたら、もう勝手にやって、とヘッドフォンを投げ捨てるところだろうな、と自分の中の冷静な部分が思っていた。
渚は蓮をポイッとベッドに投げて捨てて、言う。
「まあ、待て。
今日はいいものを買ってきたんだ」
「いいもの?」
誰がだらしないんですか……。
っていうか、だらしないんでしょ? その私。
貴方以外、誰も可愛いなんて思わないですよっ」
はれて、寝ぼけたような顔を、付き合い始めの彼氏以外、誰が可愛いと思ってくれると言うんだ、と思った。
「まあな。
お前のみっともない姿を見て、可愛いと思うのは俺だけかもしれないな。
他の奴なら、100年の恋も冷めるに違いない」
「……渚さん、親しき仲にも礼儀ありって言葉を知っていますか?」
部屋のドアを開けるときに落ちかけた蓮の身体を抱えなおしながら、渚は言う。
「だが、俺のことも褒めちぎってくれるのは、お前だけだ」
「そ、そんなことないですっ。
渚さんは、誰か見ても格好いいですっ」
誰かが盗聴でもしていたら、もう勝手にやって、とヘッドフォンを投げ捨てるところだろうな、と自分の中の冷静な部分が思っていた。
渚は蓮をポイッとベッドに投げて捨てて、言う。
「まあ、待て。
今日はいいものを買ってきたんだ」
「いいもの?」



