どうしよう…!? 勝手に見てたら嫌だよね…。 「え…恵里香」 「ご、ごめんねっ!!勝手に聞くつもりは無かったんだけど、思わず聞き惚れちゃって…」 天使みたいなその優しい歌声に、まるで吸い込まれるかのように気がつけば教室に来てしまった…。 「ううん、別に平気。ただ目を開けた瞬間に恵里香が居て驚いただーけ。」 「う…ん…」 頬っぺたに俊の真っ白な手が……っ。 「フッ!照れてるね。」 「(ブルブル…)」 慌てて、首を横に振る私をまた俊は楽しそうに笑った。