❤嫉妬カレシ日和☁





「どのくらい意識朦朧(もうろう)としてたのか分かんないけど、それでも毎日水やってくれて。」

「ううん!!だって、見せたかったんだもん。当たり前だよっ」



そう。私が好きで、お世話したんだ。


そして密かにお祈りしてたの。


意識が戻りますようにって。


だから今こうして俊に喜んでもらえて、すごく嬉しいよ。



「ちょっと!?病院では走らないっ!!」

「待ってろよ!!今行くからなぁー!!」



なんて、急に廊下が騒がしく聞こえる。


足音も徐々に近づいてきているような…。



「何事?」

「さ、さぁ…??」



少し怯えたような目を見せた俊。