「メニューがお決まりになりましたら、どうぞお呼び下さい。」 カランと氷が動いたお水を置いてから、席から離れていった。 あの店員さん若そうなのに、結構しっかりしてるんだなぁ。 笑顔もふんわりと優しくて、女のコにも人気ありそうな感じだ。 「なに見てんの。」 「ふぇっ!?」 いきなり呟く俊に私の心臓はバクバクッ!! び、びっくりした~…。 表情は不気味なほど無表情で、声は低めなトーン。 絶対に怒ってらっしゃるー!?