一度離れてもらうと、瑞来が手を振る。

行ってこいってこと?


陽「行こう。」



一条君に手をひかれ、
つれてこられたのは、器具庫の東側。



陽「大丈夫か?まだ時間合ったよな?

忘れ物取りにいったら人だかりできててその中にお前と、瑞来がいたからびっくりしたよ。なにかと思えば、一斉に告白してるし。」



美「うん。どこがいいんだろ、
よくわかんないよ。みんな、
私のこと好きだなんて。」


陽「いいところたくさんあるけどな。」


なでなで

美「…………落ち着く。」