シュートが決まったってわかったときの 笑顔は誰もが目を惹かれた。 クラスメイトとハイタッチをかわしたり、 声を掛け合ったり、美海は生き生きとしていた。 だから、油断してたんだ。 美海が試合状況がわかっていないことに気づけなかった。 美海はあんまり自分から言い出すタイプじゃない。 シュートが決まっても終始黙ったままの美海を不審に思ったのは試合が中盤に差し掛かった頃だった。 やってしまった…と思った。 一緒にいるときは 美海に自分のハンデで悩まないようにしてやろうと思っていたのに。