あんまり日常に支障がなく見えて、


普通に毎日過ごしていた。



でも、ある休み時間に美海の机に行った時、


ノートはすべて黒の文字で埋め尽くされていた。


瑞「美海、色ペン使わないの?」


美「赤とか青??使っても
私にはわからないから。

先生が大事だってところは
印をつけたりしてるの。

でも、先生、色で分けてくるから
テスト前には全部覚えないといけないんだけどねwww」


同情じゃないけど、美海はすごく努力してるんだなって思った。




そのときからだろうか。

休み時間、ノートを見せて、

大事なところや色ペンを使ったところを
美海に教えるようになったのは。