読み終わった瞬間、
もう目の前の文字は滲んで
見えなくなった。


おばさんはそっと背中に
手を振る回してくれる。



美「うっ、、、陽斗っ、、、。


なんで居なくなったの。。。



なんで傍にいてくれないの、、、。」




瑞「美海!?」

晴「美海!!!」



陽母「美海ちゃんごめんね。
ごめんね。いまはゆっくり泣いて。
我慢しなくていいんだよ。
涙枯れるくらい思い切り泣こう。」


優しく、背中や、頭を撫でてくれる。



美「陽斗っ、なんで居なくなった
のよ!!!!!」



瑞「美海がやっと、泣いてくれた。」


晴「笑わすのも泣かすのも、陽斗しか居ないのかよ。なんか悔しいし。

これからは、俺と瑞来で笑わせるはずなのに。」



瑞「あんたも入ってたのね。」





晴「はぁ!?」