そして、あたしは足を波打ち際で濡らすくらいはした。

せっかく海きたんだもんね。

瑞来と晴斗どちらもいる中でだが。



晴「美海ー、ちょっと舐めてみ。」


美「え?」


瑞「えっちょっとやめなさいよ。汚いわよ。」


晴「舐めるくらいだからさ。

だれだって口に入ったりするだろ。それくらいだよ。瑞来だって飲んだことくらいあるだろ。」


瑞「そうだけど。美海、砂たべないようにね。」




美「うん。」



ぺろっ


美「しょっぱい!!」


晴「あははははははははははっWWWWWWWWWWWW
美海、海初めてだもんなー。」


瑞「ふふふ、どう?初めての海は。」


美「海ってこんな味なんだ。
しょっぱいのは知ってたよ?

瑞来と晴斗とこれて良かった。」




太陽の光のせいか、

2人の顔は黒くてよくみえない。


でも、2人の手を握ると
温かい気持ちになった。