母「美海に遂に彼氏かー。お母さん嬉しいなー。今度連れてきてよ。家の外で別れずに。」



美「うん、わかった。


もしもし?」



?「もしもし、美海ちゃん?であってるかな?」


美「はい、そうですけど。」



陽斗のケータイのはずなのに、


違う声が聞こえる。



母「美海?」


様子が変なのに気づいたのか、

お母さんは心配そうな顔で見てくる。



?「私、陽斗の母ですけど。」

美「はい。」



?「陽斗が帰りに事故にあったみたいで。
いま私も夫の車で病院に向かっているんだけど、美海ちゃんも心配してるだろうからって連絡したんだけど。

ごめんなさいね、ちゃんと容態が分かってからのほうが良かったかもしれないけど。知らせておこうとおもって。」


美「………。」


母「美海?変わるわよ。


もしもし、お電話変わりました。美海の母なんですが、どうかしたんですか?


はい、、、分かりました。


って美海!!!!!


ごめんなさい。
こっちも倒れちゃったみたいで。

連絡し直しますね。はい。
そこ、私達もかかりつけの病院です。

はい、じゃあ、またあとで。」