ブランコをこぐのをやめる。

すると、陽斗も揺れるブランコを止めた。


美「歩こう?」

陽「わかった。」




美「あ、あのね、話したいってことは……。」


陽「急がなくて大丈夫。

ゆっくり落ち着いて話してくれていいよ。」




なんで優しくするの?


ねぇ、なんで。


話す前に泣いちゃいそうじゃん。