モノクロ世界に



亮「ふーん、なるほどな。


俺?ちょっと遊びに付き合ってもらってた。
さっき道で声かけてついてきてもらっただけだよ。」


陽「まだそんなことやってんのか。」


亮「今回はいつもと事情が違うけどな。

ってことで、俺はまだほかのやつらの相手があるし、陽斗、美海ちゃんを家まで送ってあげてよー。」


陽「…わーった。」



美「え?(いいの?)」


陽「嫌か?」


唇を噛んでいるのかな。

陽斗君の口元がぎゅっと固くしまってる。




美「嫌じゃない!」



陽「よかった。」