モノクロ世界に



瑞「で、美海の秘密知ってなに?

一条に知らせんの?それとも広めんの?

美海がどれだけ苦しんだか。」


晴「人聞きが悪いなー。

俺は広めるなんてしないよ。
陽斗はいつか気がつくか、
どこかで知るまで教えないよ。」


瑞「なん、、、で。」


晴「瑞来ちゃんは広めてほしいの?

美海ちゃんは必死だし、何か苦労してきたから、隠すのがいいって選択したんだろ?


人の恋路を邪魔する気は俺にはないしね。
むしろ、応援するほうだし。


さて、と、瑞来ちゃん、これよろしく。
そろそろ危ない気がするからみてくるよ。」


どんっ。


瑞「は?なにいってんの!!?

おい、矢形!!」