先生は胸の前で腕を組み、ため息をついてあたしを見つめる。 「麦田さんは、どこのグループに入りたいの?」 そんなこと言われても…… どこだって同じだ。 どこのグループに入っても地獄。 みんなは、あたしのことが嫌いで、 邪魔なんだから。 「どうして黙ってるの?ハッキリしない子ね」 先生は、どうしてそんな冷たい目で あたしを見るの? 「どこでも……いいです……」 学校が大嫌いだった。 クラスメートも。先生たちも。 みんな……。 みんな大嫌いだった。