マッドワールド







まぁ、いいや。



明日作って持っていこう。






めんどくさいんだけどね。




めんどくさいのに私が作る理由。




それは。








動物というか人というか。



この世界の人は美形しかいないんじゃないかってくらい顔が整ってるから。




ハッターとか赤の女王とかを見てても思うけど、人がたになったときの動物たちはもう。





なんというかね、その。









…………………イケメン美少女バンザイ。






………………げほ、ごほ、ごほん。






とまぁこんな感じで。



特に深い意味はない。






「アーーリーースーーー!!!」


「ぎゃっ!?」



ふよふよと考え込んでいると、後ろから誰かにタックルされた。




「助けてーっ!!」




「…ドゥー…逃げてきたのね」





かわいそうに、ドゥーは食べられなかったらしいが。


びくびくと怯えてしまっている。





「猫め……っ!…あんの猫っ……!」







怯えてる………。








「なんなんだよ毎回…!追いかける以外他に何も思いつかないのか……!?」












……………怯えて………。








「ちょっっと身体がでかいくらいで!!」







………ないな。







「ドゥー。人の姿になってるときはあなたの方が大きいわ」







チェシャも充分背が高いけれど、ドゥーはそれよりも10cmは高い。







今だって私を見下ろす形になっている。





それはまぁ、チェシャも同じか。








「そう、それで少しは良くなったんだけど………ほっとんど変化ないんだよね」






まぁ、チェシャは食べるというよりいじめるを目的にやっている感があるからな…。