「え…っ」 腕を引かれて振り向く。 そこには、さっきの彼がいて。 「あ…、え、っと…」 怒ってる、よね。 水をかけてそのまんま置いてきたんだもん。 だけど 私だって、怒ってる。 「なにやり逃げしてくれてんの」 「…」 彼の言葉に何も返さない私。 それが気に食わないのかまた言葉の雨を私に浴びせる。