「し、しず…っ」 優子の声がする。 「あ、…」 気付けばその人は水でびしょびしょになっていて。 周りのみんなは、あ…という顔をしている。 私はヤバイ。そう思って鞄を持ち店を出た。 やってしまった。 やってしまった。 まさかこんなことになるなんて思ってなかった。 早足で進む私。 だけどそんな私をパンっと掴む腕に寄って、引き留められた。