妖の夢見屋



喜べ…って言われてもね、



「…あ…そう言えば、貴方は?」



「俺か?俺は夢売だ。」


そう言いながら、彼は古い書物のページを捲っていく。


「夢?寝ている時の?」



『あぁ、それだ。』



話している時も、こっちを一切見ない



「夢を、売る?どうして、そんな物…」



売るの?と言いかけたところで、それ以上は言えなかった、いや…



言わせてもらえなかった……