妖の夢見屋



月明かりに照らされる白い肌は陶器のように透き通っていてきめ細かい。




例えるならば、歌舞伎の女形のような綺麗な顔立ちだ。



しかし、肩幅も広く銀色の趣味のいい着物から垣間見れる脚や胸元も程よく筋肉が付いている。



『大丈夫そう、だな。』



「え?あ、はい、」



誰、だろう、この人。



『少し待ってろ、手ぬぐいを持ってくる。』



手ぬぐい…?見ると、私の体はびしょびしょだった。