白「なぁ秋…聞かせてくれないか?
  お前たちの出会い」

 「そうですね…話しておきましょう」

俺はあの時のことを話し始めた

今から13年前…俺達は双子揃って

組に売られた…それを助けてくれたが

当時7歳だった白猫…凪穂さんだった

あのときの俺たちは誰もを恐れ

2人だけだと思っていた…でも…

あの人は違ったんだ…

俺達の怒りも不安も全て取り除いてくれた

だから今度は俺達があの人の

助けになろう…そう決めたんだ

なのに…あの人はまた闇に落ちた

璃杏が死んでからのことは

俺も植物状態で知らなかった