小さな約束






「……えっと、泉、い、い、あった!!
音羽B組!

で俺は綾瀬、あ、あ、上にあった」



「ってことは……」



「今年もよろしくな!」




私の肩をポンと叩き、ニッと笑った。




「…………っ、よろしく」






本当に嬉しいなら嬉しいぐらい言えよ私。



せっかく和樹とまた同じクラスになれたっていうのにさ……。




自分の性格が嫌になるよ。





後から和樹に聞いたら私が出席番号が2番で和樹が1番みたいだった。






「んじゃ、そろそろ講堂行くか」



「はーい」




入学式は講堂という場所で行うみたいなので、私たちは講堂に向かった。