「音ちゃんこそ、なんでここに……?」
「あー、懐かしい学校を見にね。
またすぐ帰っちゃうから。
……って違う違う! 楓本当に大丈夫!?
事故とかに遭っちゃったの?」
「えっと……それは、その……」
楓はしどろもどろに答える。
音羽に話した方がいいのか……?
「楓、話せる?」
俺が優しく聞くと楓は気を取り直し、
「うん! 大丈夫!」
音羽は何かあったことは見てもわかるが、深刻なのも察知したのだろう。
音羽は顔を強張った。
「音ちゃん、私ね……」
楓は自分のことを話した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…