もちろん条件があって。
薬はもちろんだし、食事も制限されてた。
お弁当は栄養士さんや看護士たちが作ってくれた自家製。
体育も見学しか出来なかった。
走るのもいけないと言われた。
それでも私は了承した。
新しいことだらけで不安だったけど、音ちゃんと千里ちゃん、和樹くんや白坂くんや桐島くんと出会えた。
それだけでもう幸せだった。
恋も出来て、和樹くんと付き合える。
色んなことを学べたから、悪化しても後悔はしなかった。
むしろ感謝の気持ちが大きかった。
思い出しているうちに、千里ちゃんは泣いていた。
いい友達持ったな。



