俺は、音羽のピアノをまた胸を打った。



周りの人は心地よく歌っていて、俺もその1人だった。


やっぱり、音羽はすごい。



ピアノを続けてほしいと改めて強く思ってたんだ。



それに、ピアノを弾く時の音羽は笑ってた。




ピアノ、好きなんだな……



と俺まで伝わった。



もっと音羽の近くにいて、もう一度弾いてほしいって思ったのは秘密だけどな。




夢を誰かに応援されたかった。



それは音羽も同じで。




だからある案を思いついた。




お互いが支えれば……。




だから、俺は音羽とお互いの夢を叶えるために約束したんだ。