後半に入ってから8分。
誰かががシュートして1点ゲット。これで同点に追いついた。
「……ん? 見たことがある顔だな。
……あっ! 白坂じゃん!」
今更白坂の存在に気付いた。
白坂も上手かったんだ……!
1人で気づけたことに感激。
けど、それから相手チームも防御を徹底しててなかなかシュートが出来ないまま時間が過ぎていく。
でも残り5分。和樹がついに動き出した。
先輩からパスを貰う。
そのボールを少し動かしてから、有り得ない角度でゴールに向かってシュートした。
ゴールポストにぶつかって、それが跳ねて見事、ゴールインしたのだ。
誰もが予測出来なかったシュート。
突然のことだったから、相手も反応が出来なくて棒立ちになっていた。
私はポカーンとしたけど、すぐに気を取り直した。



