『あぁ…どうすれば良いのでしょうか。』 私の名前は的場 李樹(まとば りき) 我が的場家では華道を生業とした家柄…。 ですが、私の身に危険が迫りつつあるのです。 危険と言っても的場が潰れると言った類の 事ではありません。 " 李樹、お前に縁談の話がきている。" " そうですか。 では、いつも通り断りの手紙を書きます。" しかし、今回の縁談相手は そう上手く断れる相手ではありませんでした。