猫になりたい少女のお話







不良たちと別れ

少女はふと気が付きます。




周りが明るい。




でもそれはカラスに出会った時の明るさではありません。

自然の明るさ……。

そう、太陽が顔を出し始めていたのです。






「時間じゃ。……ぅおっ!?」






突如少女の目の前に現れたあの猫に

少女は体当たりをしました。

少しだけ吹っ飛んだ白猫は人間ぽく溜息をつきながら

最初に交わした“あの約束”を口に出しました。






「もう1度問うぞ。
おぬしは本当に…猫になりたいんかの?」





少女は迷ったものの

答えを出しました。






「わたしは……」