翌朝、美佐子は一人キッチンで相変わらず両の目をぐるんぐるんさせながら、昨夜送信された情報を整理していた。


ホントウニ ソレダケデ イイノカ?

ソンナ カンタンナ モノ デ イイノカ?


何度も確認するが、どうも間違いはないらしい。


タダ ユデル ダケ ナンテ……

ソンナ カンタンナ モノ ダッタノカ……