思わず、きょとんとする美佐子には“はて?”通信された情報には全くないやり取りだ? 「ああ!やっぱり忘れたね、美佐子さんっ!こないだ、お願いしたじゃないかい!」 相も変わらず、きょとんとしたままの美佐子に痺れを切らせ、耳打ちするように両手を膨らませた。