「おはよう、父さん」 息子のにこにこした顔で察しはついたものの、小声でひとまず確認してみた。 「……今日の母さんは大丈夫そうかな?」 「……うん、大丈夫みたいだよ。ご飯もいつも通り美味しいし」 口をモゴモゴさせながら、答えた息子の朝食を見て一安心した。