薄暗い道すがら、パート帰りに夕飯の買い物を終えた美佐子は突然の事故にあってしまった。 目の前を浮遊する季節外れなホタルのような光に気を取られたからだ。 (明日はおばあちゃんのお見舞いなのに……) 眩しい光に包まれながら、美佐子の意識は遠のいていった。