ガーディアンズッ☆彡



「ごめんね、律くん。ありがとう」


「いや。日向もおぶって、これまで持ってたら大変だろ。……疲れたらはやめに言えよ」


「う、うん!」



いつにも増して不機嫌そうな恭也はともかく、ほんの少し不器用らしい律くんの優しさにジーンと胸を撃たれる。


すると、一部始終を見ていた柚くんが「ほぉ〜」と変な声をあげた。



「律ってばカノちゃん相手だとよく喋るね〜。長いこと一緒にいるけど、こんなこと今までなかったなぁ」


「…………っ」



そ、それはどういう意味で?


あたしは赤く染まる顔を慌てて暗闇に隠し、気づかれないようにそそくさと後ずさる。


と、いきなりツカツカとそばに寄ってきた恭也が、何を思ったかグイッとあたしの腕を引っ張った。



「えっ、ちょっとなに!?」


「うるせぇ、静かにしろ」


「は、離して……むぐっ」



後ろから抱きこまれるように手で口を塞がれ、混乱したあたしは上目遣いにキッと恭也を睨みつける。


……も、なんだか様子がおかしい。


しかし次の瞬間、あたしはハッとして息を呑んだ。



「……なんか近くにいる」



耳を澄ませばどこからか聞こえてくる──自然から生まれるものではない足音。


周囲に緊張が走る。


恭也はあたしを後ろに隠し、ちらりとこちらを見下ろしてきた。