ガーディアンズッ☆彡



そんな足場の不安定な状態で、日向をおぶってここまできたあたし。


日向をこんなところで歩かせるわけには行かないので、それは仕方ないにしても……10キロほどの子どもを背中に抱えながらの登山は、かなり体力を消耗する。


正直なところ結構きつい。


……そんなこと情けなさすぎて、とてもみんなには言えないけど。


日向を一度地面に下ろして、あたしも隣にしゃがみこみながら、やっと息をついた。



「先生、なに考えてたんだろうね」


「むしろこれは、俺らの力を試す的なもんだったりしてな」



あたしのげんなりした呟きに、ユキちゃんが意味深な言葉を返してきた。


たしかにそれも考えられる。


なっちゃんはたぶん、平気でそういうことをする人だ。


みんなして頭を抱えながら今後の動向を考えていると、日向がぎゅうっと腰に抱き着いて「……カノカ」とあたしを呼んだ。



「うん?」


「……いまのとこ。もどちゃ、め」



今のところを戻るなって言いたいのかな?



「どうして?」



もうそれしかないか、と思っていたあたしたちは日向の言葉に顔を見合わせる。