「でも日向、あたしとは話してくれたよね?」
「ん……カノカ、すき」
うっ……!
なんなのこのド直球の可愛さは!!
一瞬にして日向に心を奪われていると、霧谷くんから馬鹿にしたような視線を投げられる。
ああ、日向に比べてなんなんだ、あの人。
慈悲もないのか、この悪魔。
「…………一応言っておけば、俺を含めたここの教師は誰ひとり日向が喋ったのを見たことがないからな」
「嘘っ!?」
「さすがに姫咲でも無理だと思ったが……もはや俺はお前の才能が怖いよ」
いや、これ才能関係ないと思うんだけど……。
それにこの歳でこんな戦闘性カリキュラムなんてどう考えても無理だ。
まして体の大きさはまだ二、三歳なのに。



