ま、マイペース……。
「……やっとか」
深いため息をつきながらも、先生はあたしたちを見下ろすように立ち、真面目な顔で腕を組んだ。
「まずはさっきの俺の話について、質問がある奴はいるか?」
言わずとも、戦闘性カリキュラムのことだろう。
そのカリキュラムよりも先に、あたしはこのガーディアンについて訊きたい。
……でも、ちょっと待って。
「先生さっき6人って言ってましたよね?あとひとり足りてませんけど……」
「ああ……あとひとりは、うん、まあ……」
あたしの質問に、先生があからさまに目を泳がし始めたものだから、どうしたのかと首を傾ける。
なにか都合の悪いことでも?
「……一応、いる」
「え?」
「姫咲、隣の部屋にベットがあるから……起こしてきてくれ」
俺には無理だ、となぜか絶望に満ちた顔をして、あたしたちに背を向けてしまった先生。
怪訝な顔をするガーディアンメンバーたちは、互いに顔を見合わせ、一斉にあたしへと視線を投げてきた。
うっ……それは行って来いとの命令ですか。



