ガーディアンズッ☆彡



「おいおい、天宮。いきなり女子に抱きつくんじゃない」


「だって僕、カワイイの大好きなんだもん! もう式の最中から抱きつきたくなっちゃったんだけど、律に止められてさぁ」



あたしの腕にぎゅっと抱きついてあつく語り始めた彼に、先生は苦笑いを零す。


いやいや、笑ってないで止めてよ先生!



「で、如月はどうした?」


「律? そのへんで寝てるよ〜。ほら」



天宮くんはあたしに抱きついたまま振り返り、部屋の奥を指さした。


その指先を追っていけば、恐らく輸入品であろうサイズの大きなソファで、すやすやと気持ちよさそうに眠っている人の姿を発見する。



「如月! 優雅に寝てないで起きろ!」


「……なに」



あきらかに不機嫌そうな声が聞こえてくる。



「なにじゃない。やっとメンバー揃ったから話はじめるぞ」


「勝手にやれば」


「お前なぁ……」



先生に叩き起された彼はなんとか起き上がって、うつらうつらしながら欠伸をかみ殺している。


これまでの流れ的にもう予想はしていたけれど、やっぱりこの人もイケメンだ。


……それも相当な。



「ねみぃ……」



寝起きの頭でぼーっとしているのか、眉間にしわをよせてうつらうつらとしている。


そんな姿なのに、ほかの誰とも被らない圧倒的カリスマオーラが滲み出ていて、あたしは思わず息を呑んだ。


……吸い込まれそう。


今の今まで寝ていたのにまったく癖のついていない、さらさらな黒髪。


二重ながら切れ長の目もどこまでも黒く深い海底のようなのに、なぜか恐さは感じない。


まるで作り物のように綺麗な日本男子。


……そのとき、ふと顔をあげた彼がこちらを見た。