ガーディアンズッ☆彡





「お、やっと来たか」



相変わらず口喧嘩を交わしながら、やっとのことでマスター棟へ辿り着いたあたしたち3人を迎えたのは、先ほどの底知れない先生だった。



「姫咲、さっきぶりだな」


「はぁ……」


「他の3人はもう来てるぞ。あ、俺は一年マスターコースの担任を受け持つことになった風見だ。これからよろしくな」



たった6人しか生徒がいないマスターコースにも担任の先生っているんだ。


そんなことを思いながら、先生の後ろについて棟のなかへと入っていく。


棟内は見た目通り広さがあり、吹き抜けのようになっている中央の螺旋階段で上の階へとあがれるようだった。


壁に飾ってある絵画やカーテンなどの装飾も一様にデザイン性が高い。



「良いだろう、この棟。ここは一年マスターコースの生徒専用の棟なんだ。浴室やトイレはもちろん、ひとりひとりに個室も用意されてるから、学園内の寮だと思って好きに使ってくれ」



へぇ……専用なんだ。


それを聞いてひとつ気になったあたしは、先生の隣に並んで歩きながら尋ねる。



「他の生徒たちにもあるんですか?」



あたしの質問に先生は「いや」と即座に首を振った。



「あくまで、マスター生徒のみだ。それもこんな風に棟をまるごと貸切ってるのはガーディアンだけだぞ。二年と三年のマスターにもあることにはあるが、ワンルームだけだからな」



エレベーターらしきボタンを押して、ガーディアンは良くも悪くも特別待遇だからな、と付け足した先生に納得して頷いて返す。