ガーディアンズッ☆彡



「花乃香に手を出したら、ただじゃおかない」



咄嗟に出たその言葉は、自分でも驚くほどはっきりとした声音で放たれる。



「必死やなぁ。そんなに大事なんか、あの子が」


「──そんなの、当たり前だろ。同じチームの仲間なんだから」


「へえ? そんだけか?」



……違う。


たしかに俺は、花乃香が……このチームのみんなが大事だ。


大切な仲間。


今まで人と関わることを好んでこなかった俺が、自分から関わりたいと思っているメンバーたち。


でも、花乃香は。


あの子は、初めて見たあの瞬間から……。


ふと脳裏に浮かんだのは、入学式で壇上にあがる少女の眩しすぎる笑顔。


彼女は俺よりもずっと小さくて、華奢で。


でも、不思議と頼もしく見えた。


今まで見てきたどんな子よりも、地に足をつけて前だけを見て進んでいるような気がした。


俺にはないものを、彼女は持っていた。